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通訳案内士1次試験を独学突破するための最短距離(免除資格)

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通訳案内士とは、英語系の資格の中で「唯一の国家資格」です。

TOEICや英検などの資格と比べると、ややマイナーな感じがありますが、2020年の東京オリンピック開催も決まり、外国人観光客が増えている中、注目が集まっています。

夫はこの資格を持っていませんが、少し前に「受けてみようかなぁ」と言っていたので、最短距離で合格する方法についてまとめておきたいと思います。
 



2018年改正通訳案内士法について(変更点)

通訳ガイド制度について、改正通訳案内士法が平成30年1月4日に施行されました。
通訳案内士の名称が「全国通訳案内士」となるほか、通訳案内士の業務独占規制が廃止され、資格を有さない方であっても、有償で通訳案内業務を行えるようになるなど、通訳案内士制度が大きく変わりました。

関連:通訳ガイド制度 | 国際観光 | 政策について | 観光庁


2018年の法改正に伴い、全国通訳案内士の資格を持たなくても報酬を得て通訳ガイドができるようになったのは大きな変更点です。

同時に、試験制度についても変更がありました。2018年度に実施された試験を元にまとめていきます。

試験のスケジュール

1年に1度受験することが可能で、平成30年度(2018年度)は、

・願書受付: 平成30年 5月25日(金) ~ 6月25日(月)
・筆記試験:平成30年 8月19日(日)
10:00‐12:00 外国語
13:30-13:50 通訳案内の実務 ←追加科目
14:20‐15:00 日本地理
15:30‐16:10 日本歴史
16:40‐17:30 産業・経済・政治及び文化に関する一般常識

・筆記試験合格発表(予定): 平成30年11月 8日(木)
・口述試験: 平成30年12月 9日(日)

・JNTOウェブサイトでの合格発表: 平成31年 1月22日(火)10:00予定
・最終合格発表(郵送)および合格者発表(官報):平成31年 2月 8日(金)予定

 

というスケジュールで開催されました。
2019年度も同様に開催されるかどうか、WEBサイトで事前に確認しておきましょう。

関連:平成30年度全国通訳案内士試験|全国通訳案内士試験|日本政府観光局(JNTO)

試験内容

大きく筆記試験と口述試験のふたつに分かれています。
そして、筆記試験については、英語を含めた外国語の能力を測る試験、通訳案内の実務(2018年度より追加)、地理・歴史・一般常識を問う問題から構成されています。

以下の内容は、「平成30年度施行要領(PDF)」をまとめたものです。受験の際は、実施年度の施行要領を必ず確認するようにしましょう。

 

筆記試験

  • 外国語試験
  • 通訳案内の実務(2018年度追加科目)
  • 日本歴史
  • 日本地理
  • 産業・経済・政治及び文化に関する一般常識

口述試験

通訳案内の実務(筆記試験で選択した外国語による通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力について判定)

夫が走れそうな通訳案内士合格への最短距離

試験の内容をみると、「うわ、外国語の筆記試験とかどんな対策すればいいんだろ…TOEICとも英検とも違うのかな」とか「いまさら地理とか歴史とか勉強してられないわ」とか思うかもしれません。

実際、夫は文系出身にもかかわらず、社会科系の科目が大の苦手なのです。

ただ、筆記試験については、基準を満たせば試験を免除されるものがありますので、それらを活用して最短距離で合格を目指す方法を考えてみます。

外国語試験(英語)

次のいずれかを満たすと、外国語の筆記試験は免除されるそうです。

  • 英検1級
  • TOEIC公開テスト900点 ←以前は840点でしたが、2018年度より900点に
  • TOEICSWテストのスピーキングで160点以上又はライティングで170点以上
    ←以前はスピーキングで150点以上又はライティングで160点以上でしたが、2018年度より10点ずつ基準が引き上げられました

夫は、TOEICの基準スコアをクリアしていますので、外国語の試験が免除されます。
TOEIC900点を獲得した際の記事は以下のとおりです。

関連:TOEIC900点達成するためにした5つの戦略と3つの勉強法【独学】 - ヤマコーポ

yamacorp.hatenablog.com


また、TOEICについては平成29年4月1日以降に取得した得点とされていますので、注意が必要です。以前のスコアしかない場合は、上の記事を参考に再度900点を目指してみてください。

日本歴史

そして、夫にとって最難関ともいえる歴史については、次のいずれかを満たすと免除になります。

  • 歴史能力検定日本史 1 級又は2 級

ちなみに2級のレベルは「高校で歴史が得意だった、歴史には詳しい」と、歴史が苦手だった人間からすると、ハードルがめちゃめちゃ高いです。
もし、今の自分のレベルがわからないようであれば、「歴史能力検定2級日本史の例題」を見てみてください。(夫に見せたら、頭がくらくらしたとか笑)

そこで、次の免除方法が、

  • 大学入試センター試験「日本史B」で60点以上

です。

以前は過去のセンター試験の点数でも使えたようですが、平成25年4月1日以降に取得した得点でないといけなくなりました。

夫がセンター試験を受けたのは、これ以前ですので免除は受けられません。

このため、
・センター試験を新規で受ける
・歴史能力検定日本史2級を受ける
・全国通訳案内士試験の日本歴史科目を受ける
のいずれかを選ばなくてはなりません。

 

日本地理

  • 総合・国内旅行業務取扱管理者
  • 一般・国内旅行業務取扱主任者
  • 一般・国内旅行業務取扱主任者認定証保有者
  • ※ツアコンの資格である「旅程管理主任者」は対象外

旅行会社に勤めている方であれば保有している資格かもしれませんが、これも国家資格です。
予備知識のない方が通訳案内士の地理科目免除のために取得するのは現実的ではありません。
独学で取得を目指すのであれば、通信講座という方法もあるでしょう。 もう一つの資格が、

  • 地理能力検定日本地理 1級又は2 級

です。
通訳案内士の試験で一発勝負になるよりは良いかなぁと思って調べたところ、

地理能力検定は実施団体の公益財団法人日本余暇文化振興会の解散に伴い、平成25年度の実施を最後に停止となっています。

って、平成26年度の通訳案内士試験から、免除になるって言っておいてそれはないでしょ!
地理能力検定、通訳案内士試験の免除対象になります!

言っても仕方がない(他人事ですが(笑))ので、夫は通訳案内士の合格を目指すにあたり、「日本地理」は避けられない道となりました。

産業・経済・政治及び文化に関する一般常識(マークシート方式)

これについては、免除方法は、センター試験の「現代社会」で80点以上のみとなります。

ただし、有効なのは平成25年4月1日以降に取得した得点のみですので、免除申請したければ、新たにセンター試験を受けなくてはなりません。

前年度の合格科目も免除

ちなみに、全科目について前年度に合格していれば、免除されるとか。

結果的に2年計画となれば活用することになるかもしれませんが、最初からアテにしてはいけませんね。

受験科目の対策

これまで、いかに受験科目の免除を受けるかについて書いてきましたが、残念ながらすべてを逃れることはできませんでした。 

そして、2次試験である口述試験については免除はありませんので、対策は必要です。

まず、筆記試験(夫の場合は、日本地理と一般常識)については、残念ながら閉校してしまった「ハロー通訳アカデミー」が無料で公開している教材や講義の動画を活用することになるかと。
それと、過去問での対策の組み合わせが必須でしょう。

「一般常識は新聞を読んでいればなんとかなる」と思っているかもしれませんが、観光に関連する部分を細かく問われると難しいかもしれません。


最新の観光白書 についてはポイントをおさえつつ、新聞やニュースも外国人観光客関連については、情報をまとめておく必要があるでしょう。

通訳案内士合格までの(夫の)最短距離まとめ

・英語:TOEIC公開テストで900で免除OK
・日本史:センター試験日本史Bで60点で免除(新たに受験)
・日本地理:免除なし(受験必須)
・一般常識:センター試験現代社会で60点で免除(新たに受験)

一次の筆記試験についてまとめてきましたが、二次試験は口述試験と、日本の文化等について説明したりするようです。

こちらに実際の受験内容が掲載されています。
(参考)

www.cel-eigo.com

 

二次対策については、(夫が本気で受験する気になったら)また改めて情報をまとめてみたいと思います。

 

▼TOEICのスコアが通訳案内士の免除基準(900点)に満たないならまずはこちら

TOEIC900点達成するためにした5つの戦略と3つの勉強法【独学】 - ヤマコーポ

yamacorp.hatenablog.com