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資格は有利にならない!?資格だけで転職できない理由!

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このブログでは、これまでいくつかの資格を紹介して、オススメしてきました。
資格はビジネスパーソンのキャリアアップに役に立つと考えています。

他方で、資格だけでは転職できないということも理解しているつもりでした。

その点について、うまく言葉で説明することができずにいましたが、先日読んだ藤原和博氏の書籍「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」を読んで、なぜ資格が転職に有利にならないのかということが、ようやくしっくりきました。

▼この書籍の書評を書いた記事はこちら

独立・転職に役立つ「必ず食える1%の人になる方法」書評 - ヤマコーポ

 

 

なぜ資格は役に立たないとされるのか

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藤原氏は、ひとつの分野で100分の1の存在になるためには、1万時間が必要と表現しています。

1万時間というのは、1日8時間会社で過ごすとすると、1年で200日として、6年以上かかる計算だそうです。(8時間×200日×6年=9,600時間)
つまり、6年でひとつの仕事についてはプロレベルになるということです。

これと比べて、簿記3級やITパスポートといった、入門編の資格たちは、50時間程度で取得できるというものばかりです。

この点からも、単に資格を取得するだけでは、プロレベルに到達することは難しく、ましてや資格だけで転職したり、一人で食べていくのは難しいということはわかります。

このブログで紹介している中では難関資格の中小企業診断士であっても、必要な勉強時間は1,200時間とされています。
これでやっと、10,000時間の10分の1を越えるくらいです。

資格を取る意味はないの?

今回語りたいのは、資格の取得が意味がないということではありません。

100人に1人の存在になるためには、簡単なことではないということです。
そして、資格の取得自体は意味があることです。
いろいろな資格取得を通じて、自分の興味のありかを見つけることができます。

特に、入門編の資格であれば、50時間程度で取得できますし、その分野に興味が持てなかったとしても、失った時間は大したことはありません。

また、資格で身につく知識も決して無駄にはなりません。
社会人として、知っておくべきことばかりですので、特に20代の若いうちに取得することはオススメです。

また、現代人は勉強をあまりしないと言われています。
勉強は苦痛であるべきだと考えている人すらいるようです。

www.ikedahayato.com



社会人になっても勉強を続けていること、何らかの知識を身につけようとしていること自体、評価されることかもしれません。

現代人に必要なのは「人、本、旅」

ライフネット生命創業者である出口治明氏は、著書の中で、「人、本、旅」が重要であると説いています。

何もしなくても社会が成長していた時期は、がむしゃらに長時間労働し、帰宅したら「メシ・風呂・寝る」という生活をしていても、何ら問題はありませんでした。

しかし、先進国となった日本において、これから求められることは生産性の向上であり、そのために必要なのは、仕事以外での活動、人・本・旅を通じて得た知識や体験から、アイディアを生み出し、短い労働時間でも質の高いアウトプットを生み出すことです。

 

どんな資格がオススメか

このブログでは、簿記3級、TOEIC、ビジネス法務検定3級、ITパスポート、FP3級といった資格を紹介してきました。

いずれの資格も、社会人として備えておきたい最低限の知識を身につけるのに最適な資格たちばかりです。

この資格だけで食べていくのは極めて困難です。
それでも、資格取得のための勉強を通じて、誰も教えてくれない、社会人として必要な知識やスキルを体系的に習得することができます。

例えば、ビジネス法務検定3級であれば、普段の仕事の中で、法的なリスクがどこにあるのかに気づくことに役立ちます。

自分で解決することは出来なくても、法律に対して感度が高くなるので、会社の法務部門に相談したり、顧問弁護士に相談するポイントを逃さなくなりますので、問題を未然に防ぐことができます。

簿記3級であれば、社内の予算管理の際、どのような費目があるか、減価償却という考え方があることを知っておくことで、経理担当に相談することができたり、自社の財務諸表を見ることで経営状況を見ることができるようになるでしょう。



資格を取る前にやっておくべきこと

もし、資格取得を検討しているのであれば、本ブログの資格に関する記事を参考にしていただければと思います。

yamacorp.hatenablog.com



比較的取得しやすい、入門編の資格ばかりですが、合格するために必要な勉強法や勉強時間を紹介しています。

ただし、転職を第一に考えているのであれば、資格取得の前にやっておいていただきたいことがあります。

それは、自分の市場価値の把握です。
つまり、転職するだけの知識や考え方を持っているかどうかを理解して、自分に足りない能力を補う努力を始めるべきです。

市場価値の把握には、MIIDAS(ミイダス)というサイトがオススメです。
面倒な職務経歴書を作成する必要もなく、MIIDASの質問に答えていくだけで、適正年収を示してくれます。

夫の場合は、@typeよりも高い年収を示してくれたのがMIIDASでしたので、試して比較してみるのも良いかもしれません。

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おわりに

今回は、なぜ資格が転職に有利にならないのか、なぜ資格だけでは転職できないのか、という点についてお伝えいたしました。

ただ、資格を取得すること自体は決して無駄にはなりませんし、自分が何に興味を持てるか知るチャンスになります。

加えて、資格の勉強だけでなく読書を通じて、成功した方の頭の中を覗いてみたり、実際に旅をして人に会って、体験してみることで、仕事に活きてくるアイディアを得る取り組みもしてみるのも良いでしょうね。