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【中小企業診断士】関連資格のまとめ、合格への最短距離とは

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日本経済新聞社と日経HRが2016年1月12日に発表した「ビジネスパーソンが新たに取得したい資格」の1位に中小企業診断士が選ばれました。

この資格は、「経営理論」「財務・会計」「法務」「情報システム」などのビジネスに関する知識を幅広く取得できる、経営に関する唯一の国家資格です。

 

中小企業診断士の難易度

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この資格の試験は、1次、2次の2段階あり、それぞれの合格率は約20%前後と、思ったよりも高く感じられます。

しかし、2段階の試験をストレートで合格しているのは、5%程度とも言われており、その難易度を感じることができます。

 

合格者のほとんどは、資格学校に通った方のようですが、独学で合格を目指される方も多いのではないでしょうか。

この時、問題となるのが合格に必要とされる勉強時間数です。だいたい1,200時間!は必要と言われています。

 

1日3時間勉強できても、400日、1年以上かかる計算です!!

独学では、勉強を維持する、モチベーションを保つことはなかなか難しそうです。

そこで、第一関門となる1次試験の各科目に「関連する資格」を取得することで、勉強期間を分断し、モチベーションを維持させ、徐々に必要な資格を身につけていくことを考えました。

 

中小企業診断士の科目と科目免除

中小企業診断士の1次試験ですが、次の7科目の一部は、他の資格を保有していることで免除することができます。

科目名 科目免除できる保有資格の一例
A 経済学・経済政策 公認会計士、不動産鑑定士
B 財務・会計 公認会計士、税理士
C 企業経営理論
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)
E 経営法務 弁護士、司法試験合格者
F 経営情報システム 技術士、ITストラテジスト、応用情報技術者
G 中小企業経営・中小企業政策

 

あくまで資格の「一例」ですので、詳しくはホームページでご確認下さい。

 

中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です

 

お気づきの通り、その資格の取得自体が難関とされる資格が並んでいます。

中小企業診断士のために取得することは考えにくい資格たちです。

 

また、中小企業診断士一次試験における「科目免除」は、科目合格点とされる60点(100点満点)と扱われることになります。

 

そして、中小企業診断士1次試験の合否は、7科目合計で420点(科目平均60点)を超えるかどうかで決まります。

得意科目で不得意科目をカバーできるのであれば、科目免除しない方が合格につながりやすいです。

 

例えば、応用情報技術者試験に合格している場合、「経営情報システム」を科目免除して60点として扱うこともできます。

ただ、「財務・会計」が苦手で、どんなに頑張っても55点しか取れない見込みであれば、経営情報システムを受験して65点取得するほうが可能性が高いこともあるということです。

 

もちろん、毎年の各科目の難易度に左右され、得意科目が思ったより点数が伸びないということも考えられますので一概には言えませんが、一つの科目ではなくトータルで合格することを考えましょう。

 

関連資格一覧

ここから、中小企業診断士1次試験の7科目に関連する、分野が重なるであろう資格を並べていきます。

これらの資格の勉強を通じて、各科目の基礎学習を行うことで、中小企業診断士の試験勉強へスムーズに移行することができると考えられます。

 

※それぞれの資格の最新情報、正確な情報は各ホームページで必ず確認してください。

 

A 経済学・経済政策

経済学検定(ERE)

http://www.ere.or.jp/

EREは、主として大学の経済学部やその他社会科学系学部の学生、社会で活躍するビジネスパーソンを対象に、全国規模で経済学の数理的・理論的な基礎知識の習得程度と実体経済での初歩的な応用能力のレベルを判定する試験です。

・試験日:7月、12月(年2回)

・受験料:ERE 5,400円(税込)/EREミクロ・マクロ  3,240円(税込)

 

このEREという試験の出題分野は、「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「財政学」「金融論」「国際経済」「統計学」の6つから成ります。

実は、このEREには、「ミクロ経済学」「マクロ経済学」の2つだけが出題される、経済学ビギナー向けの「EREミクロ・マクロ」という試験もあります。

 

中小企業診断士の「経済学・経済政策」の科目に重なるのも「EREミクロ・マクロ」です。

無駄なく勉強したいのであれば、ビギナー向けのこちらを選択しましょう。

また、EREは、合格・不合格ではなく、S、A+、A、B+、B、C、Dの7段階で判定されます。

中小企業診断士を受ける前段階では、上から3番目のA判定を目指しましょう。

 

B 財務・会計

日商簿記検定(2・3級)

https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。 簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきますので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるために、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立ちます。さらに、公認会計士や税理士等の国家資格を目指す方や他の資格・検定と組み合わせてキャリアアップを考えている方々にも必須の資格といえます。

・試験日:6月、11月、2月(年3回)

・受験料:2級 4,630円(税込)/3級 2,570円(税込)

 

いわずと知れた「簿記」です。

現時点で簿記を受けたことがないのであれば、まずは3級の取得を目指しましょう。

レベルとしては、簿記3級 → 中小診断士の「財務・会計」科目 → 簿記2級です。

 

簿記2級まで取得できると、中小企業診断士1次試験の「財務・会計」の科目対策が楽になるようです。

 

ただ、簿記2級の方が範囲が広く、中小企業診断士の科目に重ならない分野も出てきます。また、簿記2級の合格にはかなりの労力がかかります。

中小企業診断士のことを考えるなら、2級に深入りしない方が良いものの、転職などのキャリアアップにつながる簿記2級の取得は魅力的です。

 

少しずつでも自分の市場価値を高めたいのであれば、簿記2級の取得を優先しましょう。

あくまで目標は中小企業診断士であれば、簿記は3級までとし、2級取得は後回しにしましょう。

 

簿記3級の勉強法についてはこちら。

簿記3級に50時間の勉強時間で合格した独学勉強法(但し数年がかり)

 

ビジネス会計検定(2・3級)

http://www.b-accounting.jp/

ビジネス会計検定は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。

・試験日:9月、3月(年2回)

・受験料:2級 6,480円(税込)/3級 4,320円(税込)

 

中小企業診断士の「財務・会計」で求められるのは、財務諸表を「読む」能力です。

簿記は財務諸表を「作る」側の知識や能力を問うものですので、中小企業診断士にぴったり合う資格は、実は「ビジネス会計検定」です。

 

さらに、「ビジネス会計検定」の知識は中小企業診断士の2次試験へも繋がります。

ビジネス会計検定の2級まで取得した上で中小企業診断士の試験勉強に移行すると、スムーズに勉強が進みそうです。

 

C 企業経営理論

経営学検定/マネジメント検定(中級・初級)

http://mqt.jp/about.html

経営学検定試験(マネジメント検定)は、経営に関する基礎的・専門的知識やその応用能力としての経営管理能力や問題解決能力が一定水準に達していることを全国レベルで資格認定する検定試験です。

・試験日:6月、12月(年2回)

・受験料:中級 6,800円 / 初級 4,700円

 

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出典:経営学検定とは | 経営学検定/マネジメント検定

 

あまり知られていない資格ですが、中小企業診断士の「企業経営理論」に重なる部分があります。

経営学検定は、「初級」「中級」「上級」の3段階ですが、中小企業診断士の基礎学習としては、「初級」「中級」までで十分です。

 

初級では「企業システム」「経営戦略」「経営組織」「経営管理」「経営課題」の5科目から出題され、大学2~3年生が身につける、経営学の基礎知識を問われます。

 

中級では「マネジメント」「人的資源管理」「経営法務」「マーケティング」「IT経営」「経営財務」の6科目において、社会人が身に付けておくべき経営学に関する専門的知識、問題解決能力が求められます。

 

D 運営管理(オペレーション・マネジメント)

販売士検定(リテール・マーケティング)3級

 https://www.kentei.ne.jp/retailsales

販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材の育成を目指した内容となっています。

・試験日:7月、2月(年2回)(2月は平日実施のようです)

・受験料:3級 4,120円(税込)

 

販売士3級は、「小売業の類型」「マーチャンダイジング」「ストアオペレーション」「マーケティング」「販売・経営管理」の5科目で構成されています。

 

販売士は、中小企業診断士の取得後、ダブルライセンスとして1,,2級を取るかたが多いようです。

また、実際に中小企業診断士として、小売店等に助言する際にも有効な知識を身につけることができます。

 

中小企業診断士の「運営管理(オペレーション・マネジメント)」の科目に重なりますので、まずは3級取得を目指し、中小企業診断士取得後に1,2級を取得すると良いでしょう。

 

E 経営法務

ビジネス実務法務検定(2・3級)

http://www.kentei.org/houmu/

法務部門に限らず営業、販売、総務、人事などあらゆる職種で必要とされる法律知識が習得できます。例えば、営業で取引先との契約書を締結する場面を想像してください。契約内容に不備や不利益がないか発見し、正しい判断ができれば、トラブルを未然に防ぐことができます。身につけた正しい法律知識は、業務上のリスクを回避し、会社へのダメージを未然に防ぐことができます。同時に、自分の身を守ることにもなります。

・試験日:7月、12月(年2回)

・受験料:2級 6,480円(税込) / 3級 4,320円(税込)

 

この資格は、とても中小企業診断士の「経営法務」の科目と重なる部分があります。

法律の知識があまりないようでれば、1ヶ月、30時間程度の勉強で取得できる3級から取り組みましょう。

 

ビジネス実務法務検定の3級を独学で取得する勉強法はこちら

【資格】ビジネス実務法務検定3級に独学3週間でゼロから合格する勉強法 - ヤマコーポ

 

中小企業診断士の経営法務の科目を楽にするには、2級まで取得したほうが良さそうです。 

 

F 経営情報システム

ITパスポート

 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。 具体的には、経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識をはじめ、セキュリティ、ネットワークなどのITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。 ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。

・試験日:随時(会場によっては毎週のように実施されています)

・受験料:5,700円(税込) 

 

 ITやシステム関連の知識がない方は、まずはITパスポートで基礎学習すると良さそうです。

ITパスポートは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の実施する情報処理技術者試験の中でも最も簡単な試験に分類される、ITを利用する側の知識を問う資格です。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧

 

ITパスポートの次のレベルは、「基本情報技術者試験」となり、プログラミングの知識も問われ、 中小企業診断士の経営情報システムの科目から離れてしまうようです。

 

最も経営情報システムの科目に内容が近いとされるのが、ITストラテジストで、科目免除にもなります。

ただ、レベルとしては、基本情報技術者試験、その上の応用情報技術者試験のさらに上の資格で、かなりの難関資格です。

基礎学習としてはITパスポート、その後は中小企業診断士の勉強に取り組んだほうが効率が良さそうです。

 

ITパスポートはIT素人でも簡単に合格できる資格です。独学勉強法はこちら

【ITパスポート】難易度と勉強時間 IT素人の独学勉強法 - ヤマコーポ

 

G 中小企業経営・中小企業政策

いよいよ、中小企業診断士一次試験の最後の科目となりました。

残念ながら、この科目に近い関連資格は見つけられませんでした。

 

ただ、この科目のほとんどは、前年度の中小企業白書から出題され、出題範囲が限られているようですので、対策がしやすいです。

素直に中小企業診断士用の問題集等で対策しましょう。

 

最短距離の合格法は?

ここまで、中小企業診断士に関連する資格を紹介してきました。

あくまで「関連資格」に過ぎませんので、中小企業診断士の合格には遠回りである点は注意してください。

 

すぐに合格する必要のない、2~3年かけての合計でよいのであれば、モチベーションを維持するためにも、関連資格の取得は選択肢としてはアリだと思います。

 

ただ、中小企業診断士に最短距離で合格したいのであれば、すぐにでも中小企業診断士対策の勉強を始めるべきです。

 

勉強する時間を確保できないのであれば、通勤時間などの「スキマ時間」を有効活用でき、いつでもどこでも勉強できる中小企業診断士 通勤講座 がオススメです。

 

インプットは、わかりやすい映像、音声の講座を聞くことができテレビを見るように学習ができます。

そのため、従来型の小難しいテキストを読むよりも効率よく勉強ができます。

 

アウトプットは、その講座を受けたあとに最適な順番で演習ができるため、科目も範囲も広い中小企業診断士の勉強において、「さて、どの勉強をしようか」と迷うことがありませんので、無駄がありません。

 

「学習マップ」により体系的に学習が進められるため、情報を整理しやすく、独学と比較して短時間で勉強が進められます。

 

独学では自信がないけど、資格学校に通うにも家計に余裕がない、というかたにはピッタリの講座です。

 

大手の資格学校と比べると、5分の1程度の費用で受講することができます。

まずは無料お試しから初めてみましょう。

 

今回は、中小企業診断士の関連資格を紹介しつつ、最後に最短距離での勉強法を提案しました。

どちらの方法でも、皆さんが最終的に中小企業診断士合格を果たせるよう願っています。