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独立・転職に役立つ「必ず食える1%の人になる方法」書評

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大企業の不振や不正が相次ぎ、倒産やリストラ、外国企業への売却というニュースを耳にするようになりました。

これまでの世の中では、良い大学に入り、大企業に入ることがゴールとされてきました。
そして、退職までずっと勤め上げることが、一番の生き方とされてきたのです。

高度経済成長期では、何もしなくても社会は成長していたため、一生懸命働きしさえすれば年齢に沿って給料は上がり、「幸せ」な生活を送ることができました。

しかし、雇用が不安定な世の中で、自分ひとりで生きていける、いざとなれば転職できるスキルや資格を身につけたいと考えるのは、自然なことではないでしょうか。

そんなことを考えている今日この頃、とある本と出会いましたので紹介してみます。
元リクルート社員で、現在は奈良の高校で校長をされている方が書いた「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」を読みました。

実は、これまで考えてきたことにぴったりくる内容でしたので、今回紹介してみたいと思います。

 

 

「必ず食える1%の人になる方法」とは

初めに結論を書いてしまうと、大切なのは「希少性」つまり、いかにレアな存在になるかが重要です。
書籍に紹介されている7つの条件をクリアすることで、100人に1人の存在になれるとしています。
この1%の希少性を獲得することで、どの分野でも食べていける可能性が高くなるということです。

従来、この1%になるための7つの条件は、都市部に住んでいるとか、英語が話せるとか、見た目が良いとかで、仕事ができるかよりも重要とされていました。
しかし、これからは、「サラリーマンタイプ」か「独立タイプ」か、「経済的価値を求める」か「経済以外の価値を求める」かという4つマトリクスで、1%になるための7つの条件が変わってきます。

「A社長タイプ」「B自営業タイプ」「C公務員タイプ」「D研究者タイプ」の4つに分かれますが、どのタイプでも共通する3つの条件があります。それは、

  • 1.パチンコをしないこと
  • 2.ケータイゲームを電車でしないこと
  • 3.本を月に1冊読むこと


の3つです。これだけで、1/2 × 1/2 × 1/2 = 1/8 の存在になることができるのです。

簡単に言うと、頭も使わない、生産性のない行為に大切な時間をつかうことをやめて、時間をマネジメントする意識を持ち、本を読む時間を捻出し、教養を身につけることで差別化ができるのです。

 

なぜ本を読むことが重要なのか

本を読まない人は、自分が体験したことでしか語ることができません。断片的になりやすいテレビやネットで得られる情報と比べて、本を読むことで得られる情報は体系的にまとめられており、あらゆる情報をタテヨコナナメでつなげることができるのです。

この情報をつなげることを、著者は「情報編集力」と呼んでいます。
これまで重視されていた、情報を早く正確に処理する「情報処理力」は、ITやロボットの発達によって重要性が低下しています。
そうではなくて、いろいろな情報を集めてつなぎ合わせること、豊かな教養を得るために本を読むことが重要なのです。

さて、残る4つの条件については、それぞれのタイプによって異なります。
詳しいことは実際に本を読んでいただくこととして、夫が当てはまったB自営業タイプになるための一つ、技術を身につけ方を紹介したいと思います。

この条件を理解しておくと、後で紹介する著者の経歴も理解しやすくなります。

 

自営業者になるための技術の身につけ方

自営業者タイプで食べていくための条件のひとつは「1万時間で技術を身につけろ」ということです。
つまり、今いる会社で何か一つスキルや技術を身につけると決め、1万時間かけることです。

1万時間をかければ、どんな人でも、どんなことでも、必ずプロレベルに達することができます。


これは、紹介している本の中で書かれていますが、「天才! 成功する人々の法則」という書籍に書かれているそうです。

1万時間というのは、1日8時間会社で過ごすとすると、1年で200日で6年以上かかる計算だそうです。(8時間×200日×6年=9,600時間)
つまり、6年でひとつの仕事についてはプロレベルになるということです。

また、この1万時間という時間の根拠として挙げているのが、世界各国での義務教育として割り当てているのが1万時間だそうです。
つまり、日本人としての基礎学力を教え込むのに1万時間必要としているのです。

そのための時間をいかに確保するか、については書籍に詳しく書いてあります。

藤原和博氏とは?

さて、この本を書いた藤原和博氏はどのような人でしょう。
もともとリクルートの社員で、20~30代で「営業」と「プレゼン」の2分野にそれぞれ1万時間かけて、「1万人に1人」(1/100 × 1/100=1万)になったそうです。

そして、47歳から52歳までの5年間は、都内の中学校の校長として、教育に1万時間かけてきたそうです。
つまり、「営業」「プレゼン」「教育」の3分野で100人に1人の存在になることができ、3つをかけあわせて100万人に1人になることができた方です。

100人に1人とは、ざっくり言うと雑居ビルの中でひとりのイメージ、1万人に1人は町に1人、100万人に1人は世代にひとりのイメージだそうです。

これを見ると、一つの分野だけを極めて100万人に1人の存在になることは、至難の業だとわかると思います。
それと比べれば、100人に1人の存在になることは、難しくないと感じられるでしょう。
それを3つ掛け合わせることで、100万人に1人の存在、それだけの希少性を身につけることができるのです。

 

何故この書籍を紹介したか

このブログでは、いくつかの資格を紹介してきました。ほとんどの資格は、入門編の資格たちばかり。
ITパスポート、簿記3級、FP3級、ビジネス法務検定3級など、いずれも50時間程度の勉強で取得できる資格です。

会社の中では、例え入門編の資格でも複数の分野に精通していることが多少の価値となっていると感じているようです。
しかし、転職して他社で仕事をするとなると、入門編の資格だけでは簡単に転職はできません。

それでも、自分の興味の分野を知り、自分の方向性を定めていくうえで、いくつかの入門的な資格に挑戦して、自分の興味のありかを知ることはとても重要です。

だって、実際に勉強してみないと、自分が何に興味を持つかなんてわからないでしょう。
その意味で、いろいろな資格の勉強をしていくことは意味あることだと思っています。

 

この本をオススメしたい人

現代では大企業に就職しても、一生安泰とは言えなくなりました。
また、ロボットやAI、IT技術の発達によって、今ある仕事も無くなってしまうのではないかと心配に思っている人もいるのではないでしょうか。

新しい資格やスキルを身につけたいと思い、このブログで紹介している資格のページを訪問してくれる方も多いです。

そういった不安の多い方、なんとかしたいけど自分はどうして良いか、どうキャリアを積んでいけば良いかわからないという方にオススメしたいと思います。

最後に、この本の冒頭に書いてある言葉を引用しておきたいと思います。

この本を読むか読まないか、またいつ読むかで人生が変わるだろう。

 

おわりに

今回は、藤原氏の本を紹介してみました。

これまで、このブログで紹介してきたこと、ずっと考えてきたけど、言葉でうまく表現できなかったことをハッキリと書いていたので紹介したくなりました。

このブログで紹介している資格を含めて、いろいろな資格やスキルに挑戦してみて、自分の興味の分野を見つけてほしいです。

そのうえで、自分の好きなことが見つけられたら、その分野に集中して1万時間投入して、100人に1人の存在になれば良いのです。

そして、複数分野を掛け合わせることで、希少性のある人材になり、会社に依存しなくても食べていける人になれるでしょう。

 

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