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ミドリムシが世界を救う!?ユーグレナ社長の著書の感想

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ミドリムシを知っていますか?そう、学生時代に、理科の授業で習う、あの生物です。
名前から勘違いされやすいですが、ムシではなく藻類に分類されます。

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実は、このミドリムシが、世界の食糧問題、エネルギー問題を解決する可能性があるのです。

このミドリムシに人生を捧げ、世界で初めて大量培養に成功し、株式会社ユーグレナを設立した、出雲充(いずもみつる)氏の著書を読みました。

 

 

出雲充氏が伝えたい思い

くだらないものなんて、ない


これが僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。の著者であり、株式会社ユーグレナの社長、出雲氏が著書を通じて伝えたい思いです。


世界の食糧問題とエネルギー問題を解決するものとして、出雲氏は、ミドリムシ(学名:ユーグレナ)に注目しました。

そして、ミドリムシの大量培養に世界ではじめて成功したのが株式会社ユーグレナという出雲社長が設立した会社なのです。

最近ではメディアの露出も増え、少しずつこのユーグレナという会社、そして、ミドリムシの効果、可能性について知られるようになりました。

 

出雲氏の学生時代、そしてミドリムシとの出会い

出雲氏は、18歳のとき、グラミン銀行のインターンでバングラデシュを訪れます。
そして、日本では知ることのできない、現地の貧困、そして栄養失調の問題を目の当たりにします。

現地には、小麦やコメといった食料は溢れていたのにも関わらず、子供たちは栄養失調でした。
この経験から、国連で働くという目標から軌道修正し、最終的には株式会社ユーグレナの設立へと繋がります。

そして、東大在籍時代にミドリムシを研究していた鈴木健吾氏(現在は、株式会社ユーグレナ研究開発担当取締役)から、ミドリムシが世界の食料問題と環境問題、エネルギー問題を解決する可能性があると知ります。

その時点では、ミドリムシの大量培養は世界で成功例がありませんでした。
その大量培養の難しさを知った出雲氏は、東大卒業後、まずは銀行員としてのキャリアを歩みながら、同時にミドリムシの研究をすることを選びます。

しかし、ミドリムシの研究との二足のわらじに限界を感じ、わずか一年で銀行をやめ、レールから降りる道を選びます。

当時は、ミドリムシの培養にも成功しておらず、その確信もない状態で、その後の見通しもたっていない頃でした。

それでも、何故銀行を辞めたのか、その思いを次のように綴っています。

安全圏に身を置きながら、本気で何事かに取り組むことはできない。


つまり、銀行という安全圏にいては、ミドリムシに本気で取り組むことはできないと判断したのです。

 

ミドリムシとは?その効果・効能について

なぜ、ミドリムシが世界の食料問題、環境問題、エネルギー問題を解決するのでしょうか。

著書の中で、次のように述べています。

植物と動物の愛だの生き物で、藻の一種でもあるミドリムシは、植物と動物の栄養素の両方を作ることができる。その数は、なんと59種類に及ぶ。しかも、体内に葉緑素を持つため、二酸化炭素を取り入れ、太陽エネルギーから光合成を行うことができる(中略)ミドリムシが光合成により作り出し、体内に蓄えた油を石油と同じように精製すれば、ロケットやジェット機の燃料として使えるバイオ燃料が得られる。


しかし、これだけ可能性を秘めたミドリムシが、何故これまでの歴史で注目されてこなかったのか、それはその培養の難しかったためです。

 

ミドリムシの培養の難しさ

これまで、数多くの研究者がミドリムシの培養を試みてきましたが、その栄養素の豊富さゆえに、他の微生物に狙われやすく、すぐに全滅してしまうため、培養が成功してこなかったのです。

実際、出雲氏がミドリムシの研究者にアプローチした際も、ほとんどの研究者はミドリムシの研究を諦めていました。

そして、これまでの研究を引き継ぐことをお願いした際も、「きみたちの取り組みが失敗したら、もうミドリムシは再起できないよ」とまで釘をさされたのです。

この著書の中でも述べられていますが、1980年代に当時の通産省が中心となり、「ニューサンシャイン計画」の一環で、ミドリムシの大量培養により、食料自給率の低い日本の緊急時の食料をまかない、二酸化炭素をミドリムシに吸収させて削減し、国産エネルギーを賄うという国家プロジェクトがスタートしました。

しかし、あらゆる方法を試すも成果を残せないまま、2000年に中止になったのです。
そのため、日本の研究者はミドリムシの研究から離れてしまい、若手の学者はいなくなっていました。

当時の研究者から、研究データを引き継いだ出雲社長らは、20年前にさかのぼり、このニューサンシャイン計画が行った研究を再現することから始めます。

 

会社設立、大量培養の成功も…

研究を続けながらも大量培養に成功しないまま、2005年8月に株式会社ユーグレナを設立しました。

当時、オフィスは堀江貴文氏のライブドア社に置いていました。
培養するためのプールを確保できないなどの問題をなんとか克服し、2005年12月、ついにミドリムシの大量培養に成功します!

しかし、また逆風が吹き荒れます。
記憶のある方もいるかと思いますが、2006年1月、ライブドアに強制捜査が入りました。

そして、ライブドアに関わりのあった人や会社は世間から嫌われ、株式会社ユーグレナはビジネス展開できなくなりました。
これから一緒にビジネスを進めようとしていた会社は手のひらをかえし、すべての取引を断られてしまったのです。

出雲氏は、ユーグレナを続けるため、ライブドアに出資を受けていた株式を全て自分の貯金で買い取ることを決めます。

間借りしていたライブドアの事務所もなくなり、貯金もなくなっても、自分で事業を続けることを決心したのです。

 

追い風

その後、追い風になったのは、『不都合な真実』という映画です。私も当時の記憶があります。

この映画が2007年に公開されたことにより、地球温暖化の話題が世間に浸透していきます。(そういえば10年後の今年、不都合な真実2の映画が公開されています)

そして、資金難の状態を伊藤忠商事が救ってくれます。研究開発費として出資を受けることができたのです。
この「伊藤忠が出資している」というお墨付きもあり、株式会社ユーグレナの事業は発展していくことになります。

そして、2012年、日本でもっとも活躍しているベンチャーを表彰する、ジャパンベンチャーアワードの最優秀賞「経済産業大臣賞」を受賞するまでになったのです。

 

「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました」の感想

出雲氏は、単なるビジネス、金儲けではなく、世界の貧困、環境、エネルギーといった問題の解決策としてミドリムシの可能性に人生を捧げてきました。

本を読むだけでも、ビジネスが軌道に乗るまで、どれだけの試練を乗り越えてきたのかがわかります。それだけ、自分が身を捧げたいと思えるものに出会えたことも羨ましいです。

 

正直、この出雲社長は滅茶苦茶な部分があります。

会社を登記するとき、役員の名前3人が必要な際、当時一緒に取り組んでいた福本氏(愛媛にある親の会社の跡取り)の名前を勝手に書類に書いて印刷して見せたり、株主の欄に福本氏の母親が経営する会社の名前を書いて、出資を受けようと勝手に話を進めようとしたり。

 

それでも福本氏は怒ることなく、この人となら一緒に面白いことができると思ったようです。(福本氏の母親は、礼儀がなってないと怒ったようですが)

きっと、出雲氏には人間的な魅力があり、そしてミドリムシで世界を救うという強い信念を感じられたから、ついていく人間も増えていったのでしょう。

私は、単純にこの株式会社ユーグレナという会社、そしてミドリムシを応援したいです。
また、起業を考える人にとっても、どんな苦労が待ち受けているのか、出雲氏の当時の思いも感じながら、この著書を通じて知ることができます。

いま、何かに興味を持っていて、一歩踏み出すことができない方、そして、まだ自分が人生を捧げたいものに出会えていない方にオススメしたい一冊です。


きっと、ミドリムシに人生を捧げ、見事起業に成功した出雲氏の思いに共感することができるでしょう。

 

ユーグレナ社『緑汁』試飲レビュー

というわけで、実は株式会社ユーグレナの緑汁(みどりじる)のお試しセットを頼んでみました。
一週間分の緑汁(7袋)と、ミドリムシの効果が書かれた冊子のセットです。


初回に限り、公式サイト で申し込むと、税込500円(送料無料)で頼むことができます。

メール便で届くので、面倒な受け取りもなくポストに投函されていました。

オススメの牛乳で溶かして飲みましたが、味も良くとても飲みやすかったです。
メインは夫に飲んでもらいましたが、さすがに一週間ではその効果は感じることが難しかったようです。

 

栄養が豊富ですので、 

・野菜や魚が苦手な方

・外食が多く、食事に偏りがある方

・日々の栄養バランスが気になる方

にオススメです。



我が家も追加注文で、その効果を感じられたらまたお伝えしたいと思います。
気になる方は、こちらから申し込みできますので、是非お試しください。

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さて、今回は株式会社ユーグレナを設立された出雲充氏の著書の感想をお伝えしつつ、ユーグレナのお試しセットを紹介してみました。

少しでもユーグレナの取り組みが広がり、食料問題、環境問題、エネルギー問題といった世界的な課題の解決に繋がればと思います。